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花見のうんちく   

花見のうんちく_c0036203_1855677.jpg昨日TVで花見の歴史みたいなのが
あっていて興味を引かれました

万葉の時代には和歌に詠まれた花は
桜より梅の方が多く中国文化の影響で
薬効を認めていた事もあって梅重視

平安朝では山桜を屋敷の周りに植え
愛でるようになったが公家たちの間でのみ

鎌倉時代にはぱっと咲いてぱっと散る桜が武士の気風に合って武家の間に広がりました

豊臣秀吉は1598年「醍醐の花見」を催し「花見」を庶民が知ることとなったようです

江戸時代、花見が庶民の生活に定着しこの時代にソメイヨシノが発見され広がったようです

ソメイヨシノは江戸の染井村の植木屋が吉野桜と触れ込んで広めたそうですが
吉野とは関係がなく、大島桜と江戸彼岸との雑種だそうで、
最初の1本を人の手でさし木で増やして来た言わばクローン!
だからあんなに一斉に咲くのでしょうね~!

ソメイヨシノは寿命が60年くらいと言われ、有名な桜の巨木は樹齢数百年から1500年と
言われ江戸彼岸を中心に枝垂桜や山桜などだそうです

1月1日から毎日の気温の総計が600℃になったら開花するという説も面白かったです

by hobasira | 2006-04-05 19:33 | 季節

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