井手浦 尻振祭
2007年 01月 08日
井手浦浄水場を背に平尾台に向う地
井手浦公民館前の広場が会場
二本の松の間に青竹が二本渡され
上の竹に大蛇に見立てたワラが乗ってます
公民館の中では神職さんたちが
神に近付くための準備運動中(お神酒で
男松の方に八つの蛇の頭が
可愛く見えるくらいで
恐い/不気味はないです
神職を中に今年と来年の座元が
祝詞をあげます
マイクでも着けてくれてたら
言葉も聞き取れたのですが
豊作を願うものだったのでしょうが
弓を片手に
矢をお尻に当てて
思い切り振ります
「気合だ~」
「もっとふれ~」の掛け声
もう一人の座元も
御幣をお尻に当てて
「紙が千切れるくらいに振れ~」
の声がかかります
神主さんもオシリを振って
楕円形に敷かれた莚の上を
一回りで尻振りは終わり
神職が弓で的を射ます
外しようのないこの距離(笑
射ると言うより
右手で矢を押して
突き刺しているように見えました
次に神職が刀で大蛇に見立てたワラに打ち込みを
3~4箇所に
神職が刀を鞘に納めると
取り囲んだ人たちがどっとワラの大蛇に
お目当てはこの干し柿
昔はこれを目当てに子供達が沢山集まったそうですが
本日はわずかに数えるほど
僕らも一つずつゲットして、お腹が空いてたので、すぐにいただきました
物売りも無く、見物人も50人くらいだったでしょうか?
里山の景色の中での素朴な祭
いろんな祭がどんどん派手になっている昨今
こんなお祭も良いな~~と思いました
by hobasira | 2007-01-08 21:03 | 伝統/風習