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井手浦 尻振祭   

井手浦 尻振祭_c0036203_20104585.jpg平尾台の麓、井手浦地区に残る祭

井手浦浄水場を背に平尾台に向う地
井手浦公民館前の広場が会場

二本の松の間に青竹が二本渡され
上の竹に大蛇に見立てたワラが乗ってます

井手浦 尻振祭_c0036203_20183059.jpg公民館の中では神職さんたちが
神に近付くための準備運動中(お神酒で

男松の方に八つの蛇の頭が

可愛く見えるくらいで
恐い/不気味はないです

井手浦 尻振祭_c0036203_20243788.jpg神職を中に今年と来年の座元が
祝詞をあげます

マイクでも着けてくれてたら
言葉も聞き取れたのですが

豊作を願うものだったのでしょうが

井手浦 尻振祭_c0036203_20284821.jpg弓を片手に

矢をお尻に当てて

思い切り振ります

「気合だ~」
「もっとふれ~」の掛け声

井手浦 尻振祭_c0036203_20315059.jpgもう一人の座元も

御幣をお尻に当てて

「紙が千切れるくらいに振れ~」
の声がかかります

井手浦 尻振祭_c0036203_20352324.jpg神主さんもオシリを振って

楕円形に敷かれた莚の上を

一回りで尻振りは終わり

井手浦 尻振祭_c0036203_20382023.jpg神職が弓で的を射ます

外しようのないこの距離(笑

射ると言うより
右手で矢を押して
突き刺しているように見えました

井手浦 尻振祭_c0036203_20425148.jpg次に神職が刀で大蛇に見立てたワラに打ち込みを

3~4箇所に

井手浦 尻振祭_c0036203_20453720.jpg神職が刀を鞘に納めると

取り囲んだ人たちがどっとワラの大蛇に

井手浦 尻振祭_c0036203_20481033.jpgお目当てはこの干し柿

昔はこれを目当てに子供達が沢山集まったそうですが

本日はわずかに数えるほど

僕らも一つずつゲットして、お腹が空いてたので、すぐにいただきました

物売りも無く、見物人も50人くらいだったでしょうか?
里山の景色の中での素朴な祭

いろんな祭がどんどん派手になっている昨今
こんなお祭も良いな~~と思いました

by hobasira | 2007-01-08 21:03 | 伝統/風習

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